スカイドゥエラーは人気無い?正規店で買えない理由は?
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出典:https://www.thewatchcompany.co.jp/
質実剛健でシンプルな時計が多いロレックスの中では、スカイドゥエラーは最も複雑な機構を擁するモデル。
加えて2012年の発売時点では金無垢素材のみのラインナップだったため、おそらく当時は極一部の富裕層にしか興味を示されないような、非常にニッチなモデルでした。
が、2017年になると、そんな状況は一変します。
まさかの(?)コンビモデルとステンレスモデルが追加でリリースされたことにより、多くのロレックスファンからも一躍注目される存在に。
特にステンレスモデルは発売当初から、青・黒・白の文字盤全てがプレ値状態で「正規店ではまず買えない」と専らの噂・・・。
ということで、このページでは、そんな気になるスカイドゥエラーSSモデルの魅了について。
現在の市場動向なども合わせて、書いてみたいと思います。
もし、あなたが「スカイドゥエラーの何が凄いの?」といった状態であれば、ぜひ参考にしてみてください。
スカイドゥエラーの定価とスペック
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まずは、スカイドゥエラーSSモデル(以下:Ref.326934)の定価やスペックについて見てみましょう。
■素材:ステンレススティール(ケース&ブレス)/ホワイトゴールド(ベゼル)/サファイアクリスタル(風防)
■ケースサイズ:42mm
■ケース厚:14mm
■防水性能:100m
■ムーブメント:自動巻き/クロノメーター
■キャリバー:Cal.9001
■パワーリザーブ:約72時間
■国内正規定価:1,507,000円(税込)
さすがロレックス、中でもラグジュアリーなスカイドゥエラーの場合、SSモデルでも定価が150万円を超えてきます。
とはいえ、これが素材違いとなると、例えば金無垢(ホワイトゴールド/Ref.326939)の場合、見た目が殆ど変わらないのに定価が5,082,000円(税込)もするので、それに比べたら遥かに買いやすいということになります。
Ref.326934の場合、ベゼルのみがホワイトゴールドで、それ以外はステンレス。
ホワイトゴールドはベゼルのみでも、おそらく高級感は十分すぎるほど伝わるはずです。
スペックに関していえば、ケースサイズが42mmと、一般的なロレックスのプロフェッショナルモデル(40mm)よりも2mm大きいのが特徴。
この2mmの違いは非常に大きく、例えばサブマリーナのサイズがジャストという人の場合、スカイドゥエラーでは大きすぎて違和感があるというケースも十分に考えられます。
大きすぎるかどうかは、実際に腕に乗せてみて、ケース上下のラグエッジが腕の中に多少の余裕を持って収まっているかどうかをチェックしてみると良いでしょう。
もし、ラグエッジが腕の幅にピッタリだったり、少しでもハミ出ているなら、大きすぎで見た目的にも感覚的にも決してしっくりとはこないはずです。
ムーブメントは、このスカイドゥエラーのためだけに開発された「Cal.9001」が搭載されています。
「Cal.9001」はロレックス随一の複雑機構のムーブメントで、且つロレックスが新設した高精度クロノメーター基準を満たす代物です。
スカイドゥエラーの機能が凄い!
先程から再三「複雑機構」という言葉が出てきていますが、一体何のための複雑機構なのか・・・。
それは当然、従来のロレックスの時計には無い、特殊な機能を実現するためですね。
スカイドゥエラーの機能的な特徴には、次の2つがあります。
・GMT機能(2タイムゾーン)
アニュアルカレンダー機能(年次カレンダー)
これは、日付の修正を1年に1回(3月1日)だけすれば良いという、非常に便利な機能です。
2月の末日の違い(28日なのか29日なのか)だけは手動で調整が必要だけれど、それ以外は完全に手間いらずという、「永久カレンダーの簡易版」ともいわれるくらいの優れものです。
さらに、「1月、2月、3月、・・・」といった「月」は、インデックスの外脇にある小窓が赤くなることで、ひと目でわかるようになっています。
※例えば、9月だったら9時位置の小窓が赤くなるといった具合です。
GMT機能(2タイムゾーン)
スカイドゥエラーには「GMT針」はありませんが、代わりに文字盤中央にある24時間表示のディスクによって、第二時間帯がわかる仕組みになっています。
文字盤の「ROLEX」の表記の下に「赤い▽」があるのは、おわかりでしょうか?
この真下にきた数値が第二時間帯。
例えば「赤い▽」が16を指している場合は「16時」ということです。
スカイドゥエラーが正規店で買えない理由
デザイン、素材、機能等々、知れば知るほど魅力的なスカイドゥエラー。
「これはさぞかし正規店ではバカ売れなのか」と思いきや・・・。
ネットの掲示板を見る限りでは、人気に関してはそれほどでも無いようですね。
サブマリーナやエクスプローラーのような定番でもないし、150万円を超える定価ですから、よほどのロレックスファン以外購入しようとは思わないでしょう。
当然といえば、当然ですね。
ただ、そもそも、どの正規店でも全くと言っていいほど入荷が無く、生産数が極端に少ない、またロレックスがつくりたがらない(?)といった情報までもが散見されます。
よって、需要がとりわけ多くはないけど、極端に供給が少ないがために、入手困難なのは間違い無さそう。
どうやら、予約後1年以上経過しているのに一向に入荷連絡無し、といったケースも珍しくはないようです。
スカイドゥエラーの中古価格と並行相場
ここでは、Ref.326934の中古価格と並行相場について、調べた結果をまとめています。
いずれもプレ値の状態ですが、特に青文字盤の値上がりが顕著でした。
Ref.326934 青文字盤
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上の図は、Ref.326934 青文字盤の直近1年間の並行(新品)価格の推移です。
2019年10月21日現在の平均価格は、2,614,924円で、対定価+1,107,924円(173.5%)となっています。
同時期の中古価格は、楽天では最安値が2,075,700円、最高値が2,580,000円、平均では2,478,660円となっていました。
※中古価格の平均(2,478,660円)は、対定価+971,660円(164.5%)
Ref.326934 黒文字盤
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上の図は、Ref.326934 黒文字盤の直近1年間の並行(新品)価格の推移です。
2019年10月21日現在の平均価格は、2,231,492円で、対定価+724,492円(148.1%)となっています。
同時期の中古価格は、楽天では最安値が1,980,000円、最高値が2,466,200円、平均では2,083,472円となっていました。
※中古価格の平均(2,083,472円)は、対定価+576,472円(138.3%)
Ref.326934 白文字盤
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上の図は、Ref.326934 白文字盤の直近1年間の並行(新品)価格の推移です。
2019年10月21日現在の平均価格は、2,285,751円で、対定価+778,751円(151.7%)となっています。
同時期の中古価格は、楽天では最安値が1,834,000円、最高値が2,280,000円、平均では2,027,521円となっていました。
※中古価格の平均(2,027,521円)は、対定価+576,472円(134.5%)
最後に
当記事を書くにあたって『The watch Company(TWC)』様という時計店から、スカイドゥエラー Ref.326934の画像をお借りしました。
TWCは東京中野の中野サンモール商店街に実店舗を持ち、オンラインショップも展開する腕時計専門店です。
ロレックスは他にも、デイトナやサブマリーナをはじめとする人気モデルの品揃えが非常に充実しているお店です。
さらに、カジュアルなGショックから雲上時計のパテック・フィリップまで、実に多種多様な腕時計を幅広い価格帯で品揃えされています。
話題の新商品がどこよりも早く入荷することもあるようなので、ぜひこの機会に、またはお近くにお出かけの際はお店を覗いてみてはいかがでしょうか。
お店の詳細はこちら
ザウォッチカンパニー – ロレックス – TWC高級時計専門店
今回紹介した商品はこちら
ロレックス スカイドゥエラー Ref.326934 ブラック
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