腕時計クロノグラフの意味とは何か?使わないのに人気がある魅力に潜む落とし穴
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ロレックスのデイトナやオメガのスピードマスター、タグホイヤーのモナコなど、クロノグラフの時計には名品と呼ばれる物が数多く有り、それらの時計にはコアなファンも数多く存在しています。
他にもクロノグラフには人気の時計が沢山あるのですが、なぜそんなに人気があるのでしょうか?
最も多い理由としては、おそらく「見た目がかっこいい」これが1番なのではないでしょうか。
確かにクロノグラフのデザインには、男を惹き付けて離さない不思議な魅力に溢れたものが多いです。
そこに異論の余地はないのですが・・・。
ただ、後先考えずにクロノグラフを購入した結果、後悔してしまったという声も少なくないので、今回はクロノグラフの現実について書いてみたいと思います。
折角備わった機能でも実際は使われない
そもそもクロノグラフとは、ストップウォッチの機能が備わった時計のことです。
スポーツでタイムを測ったり、ラーメンが出来るまでの3分間を測ったり、折角備わった機能ですから日頃から大いに活用したいところです。
しかし、実際はクロノグラフ愛用者の多くがこのストップウォッチ機能を全くといっていいほど使用していないでしょう。
かくいう私も、『 ロンジン ヘリテージ 1954』という機械式自動巻きクロノグラフを所有しているのですが、ストップウォッチを使用したのは数回程度。
購入したての頃に興味本位でちょっと触ったみただけで、以降全く使っていません。
※画像はLONGINES HERITAGE 1954
思えば、私がその時計を購入したのも単純にデザインに惹かれたから。
元々ストップウォッチの機能には、全くといっていいほど興味がありませんでした。
クロノグラフは複雑であるが故にデメリットが多い
シンプルな3針時計に比べ、クロノグラフは機能が付加されている分機械が複雑です。
そのため、3針時計のオーバーホール料金の相場が3万円だとすれば、クロノグラフは5万円くらいになってしまいます。
また、針がズレるとか、ストップウォッチ機能自体が故障するとか、使い方にもよりますが、トラブルに巻き込まれる可能性も3針に比べたら高くなります。
だからといって、決してクロノグラフの存在を否定しているわけではありませんが、購入に際してはこれらクロノグラフのデメリットとメリット(おそらく見た目のかっこよさ)を天秤にかけて良く検討されることをおすすめします。
ちなみに、誰もが名品と認めるオメガのスピードマスターですが、実は購入後に手放す人が非常に多い時計としても知られています。
勿論、手放す人が多い原因には、それだけ流通量が多く、中古市場でも人気があることなどが大いに関係しているでしょう。
ただ、結局スピードマスターを手放す人の多くは、高額なオーバーホール料金を支払って使い続けるよりも、比較的高値で売却することを選択するということです。
当然、それが良いとか悪いとかいうことではありませんが、クロノグラフを購入する前にはそのような実情は理解しておいた方が良いと思います。
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